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ぽちぶろぐ

真田氏、万年筆、灯台など興味あることを徒然に書いてみます。

第4回真田三代戦国歴史検定

 昨日(2016年12月4日)は真田三代戦国歴史検定

www.kentei-uketsuke.comを受けに真田町に出かけました。3級と2級は試験場として東京と大阪会場があるんですが、1級は真田町しか受験場がないのです。真田町に行くのはもう恒例化しているので、ボクにはわざわざ上田市真田町まで・・・、といった負担は感じません。

と、普通ならここで会場やその周辺の写真をアップするところですが、検定試験前でいっぱいいっぱいだったこともあって、写真を撮るってことが頭からすっかり抜け飛んでいましたw 終わった後はほっとして忘れていたというww ちょっと余裕がなさ過ぎですなw

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会場である真田中央公民館までは道々に案内の方が立っておられたので迷うことはありません。まあ、ボクはよく知ってるので、もともと迷うことはないんですけどねw

思った以上に受験者は多く、第一駐車場はいっぱいでした。会場に入ると、体育館(と思います)に机と椅子が並べられていました。1級と3級の試験が12:00~13:00の同時間帯で実施されました。1級を受験する人は比較的年齢の高い人が多く、一方、3級は小学生からかなり年配の方までいろんな年代の方々が受験されました。ぱっと見、1級が50人ほど、3級が200人くらいでしょうか?

 最近は検定ブームで、こんなのも?!、と言いたくなるような検定もあります。

www.kentei-uketsuke.comそういう中ではまあ、まともな検定でしょう。こういう真田氏に関する検定があると知ったのは一年前くらいで、それより遙か以前から真田ファンだったんですが、気が付いていなかったんです。

 今年の三月に行われた第3回の検定試験を受けていました。このときは2級と3級を併願しました。1級の検定試験を受けるためには2級の資格がないと受験できません。3級はそこそこ真田氏に詳しい人でしたら受かると思いますが、2級はそれなりに真田氏のことを知っておかないと簡単には合格しません。1級は遙かに難しく、相当試験対策しないととても受かりません。問題をお見せすることはできませんが、『真田三代(夫人含む)の戒名や亡くなった日時や、信繁の娘の嫁ぎ先など、生半可なファン程度の知識では「なんじゃそりゃ?!」な問題ばかりです。実際にゆかりの地を訪問するなどしていないとわからないような問題も多いのです。

  で、対策資料として以下の三冊をチョイスしました。まずは公式テキスト。過去問が載っています。初めて読んだとき、2級、3級はふむふむと読めました。3級はだいたいわかりましたが、2級は??が出る問題も散見されました。が、まあテキストを読めば何とかなりそうです。実際、テキストだけで合格できました。ですが、1級になると途端に手も足も出なくなります。たまにラッキー問題が入っていますので、解けたのはそれくらいかな? 

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そこで追加資料として以下の2冊をチョイス。真田氏に関する書籍はちょっとした図書館並みに持っていますが、資料としての確かさ・信頼性を考慮しました。丸島和洋氏は資料を丹念に読み込み、複数の資料を比較検討した書籍ですので、ボクは非常に信頼しています。

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も一つはこれ。各資料に基づく真田氏のさまざまな系譜に関する検討、戦闘時の配下の割り振り、軍団の動きなど図や表を交えて詳しく解説されています。「一番詳しい本」と自負するだけのことはある資料です。ただ、信繁公の祖父である幸綱(幸隆)公のことにほとんど触れられていませんので、真田三代検定対策としては少々不足です。過去問を見ると、真田三代検定はかなり幸綱公に関する問題が多く、また関連して武田氏に関する問題も多いのです。ボクとしては「それは『真田氏』の問題としてはどうなの?」と言いたくなるような設問もありました。今でこそ人気の真田氏ですが、地方の国人領主上がりの小大名ですから、明確な資料は多くはないのです。真田氏では一番人気の信繁(幸村)公ですが、実はもっとも資料がない人物です。幸綱公、昌幸公、信之公は真田家当主でしたから資料もそれなりにあります。信繁公は次男坊であり、人質だったり、馬廻りだったりと資料には残りにくいポジションだったわけです。それに大坂の陣以降、いろいろな創作がたくさんなされて、フィクション山盛りになってしまい、事実が覆い隠されてしまったわけです。玉石混淆というか、事実とフィクションというよりも妄想がごちゃごちゃになっているのです。 

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物語やドラマとしてはそれでいいと思うのですが、ボクとしてはちゃんとした歴史を抑えておきたいのです。以前はフィクションばかりでちゃんとした資料となる書籍が少なかったのですが、今は資料の信憑性の検討を含め、きちんとした学術的考察が行われた書籍が増えたのはうれしい限りです。ここで挙げた書籍は現段階で信頼性の高い考察が行われていると判断したものです。

 そうそう、おすすめできる資料としては以下のような書籍があります。

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スキャナでスキャンしたんですが、サイズが大きくて下と右側が切れてしまってますwこれは郷土出版社より2016年2月に発行された資料集です。定価9,250円(税別)と高価ですが、信頼性の高い資料を丹念にまとめた価値の高い書籍です。サイズはA4よりも一回りほど大きく、ずっしりと重たいですw

 それから真田町がまとめた郷土資料も素晴らしいです。

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これは検定試験の行われた真田中央公民館で売られていました。他にも真田氏館歴史館でも真田町が調査した真田氏関連の資料がありますので、ご興味のある方はぜひお買い求めになってはいかが?