ぽちぶろぐ

真田氏、万年筆、灯台など興味あることを徒然に書いてみます。

最近の真田ゆかりの神社・お寺巡りに関して

 今日は先日訪れたとあるお寺でご住職とお話ししたことを。

 やはり、大河ドラマ真田丸」の影響はすごいようで、特に「真田丸」のドラマ終了後に放送される『真田丸紀行』は放送された回の内容に関連した施設が簡潔に紹介されています。真田関連として誰もが知っていそうなメジャーな施設から、普段は観光客など訪れない、その地域のお寺などかなり広範囲に網羅されています。前者の場合、ある程度、観光客を受け入れるような、いわゆる『観光寺』は、多数の観光客の受け入れ体勢があるので、テレビに出ていたという程度の認識で訪れてもそう問題ないでしょうが、一般のお寺は観光施設ではなく、宗教施設です。当たり前のことですけど、どうもそういう区別がなくなっているような気がします。特に『真田丸紀行』で放送されると、そこが観光施設と勘違いされてしまうのでしょう。

 しかし、ソコはれっきとした宗教施設。訪れるならば、そのルールやマナー、エチケットを遵守しなければなりません。当たり前ですが、貼ってある注意書きはそれこそ注意深く読んで守る必要があります。例えば、撮影禁止のところは控える、当たり前ですがこんなことができていない客が多いのです。聞いたところによると、若い人よりも年配の方の方が不作法だとか。あんまりひどいと拝観禁止!、なんてことになるやもしれません。

 拝観および御朱印をいただく場合のマナーですが、僕が思うところとして、

  1. 訪問時間は朝8時(冬は9時頃)から夜は17時(冬は16時)くらいまで。
  2. 朝食(7時台か)、昼食時は避ける。
  3. おつとめ時間(6~7時、11時半~13時頃)は避ける。
  4. 法事など、他の行事が行われている場合は避ける。
  5. まず、本殿および本堂にてご本尊様に手を合わせお参りする。
  6. 維持管理にも費用が掛かっている。必ずお賽銭を上げる。

といったところでしょうか。これはあくまで僕が思うところで、それぞれの施設にルールがあると思います。まあでも、上記のことを守っていたらまず問題ないと思いますよ。観光向きではないお寺の場合、本堂が施錠されていることが多いので、本堂前で手を合わせた後、寺務所にて御朱印をお願いするとき、できれば直接ご本尊に手を合わせたい旨、申し上げると、だいたい快く鍵を開けてくれます。留守居の方ですと、断られることもあります。ボクはこのときにご住職や宮司さんといろいろとお話しさせていただくことが多く、珍しいお話、ソコでしか聞けないようなお話を聞かせていただくことが けっこう多いですね。宗教家であるためでしょうか、お話好きな方が多く、ボクのように真田好きだとわかると、真田氏ゆかりのお話をしてくださいます。あまり時間を気にせずにゆっくりとお話を伺いましょう。だいたい、30分~1時間くらいを見ておく方がいいようです。普段からそれほど頻繁に御朱印をなさっておられないお寺ではどうしても時間が掛かってしまいます。急がせるような行為は厳禁です。

 

 ちょっとぐだぐだと偉そうに書くのはこれくらいにして、ボクが最初に購入した御朱印帳をご紹介します。

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安居神社のオリジナルではなく、一般的な御朱印帳のようです。それまで、御朱印集めはしていなかったのですが、真田氏関連の場所を訪問していると、ゆかりのある神社やお寺であることが多く、それならば、訪問した証に御朱印をいただこう!、とふいに安居神社を訪問しているときに思い立ちました。安居神社の宮司さんに伺うと、これでよければ、と見せていただいたのがこの御朱印帳。この頃は御朱印帳はお守りのように各神社に専用(神社名や神紋など入っている)のものがあると思い込んでいました。大きなお寺や神社はあるんでしょうけどね。このころはまだ真田丸ブーム前で、安居神社もボク以外誰もいなくてひっそりとしていました。今ではひっきりなしに人が訪れていますし、これから大坂夏の陣が放送されると一段と多くの人が訪れるでしょう。安居神社の御朱印帳もできるかもしれませんね。ともあれ、この御朱印帳が真田氏御朱印集めの起点となりました。跡で調べてわかったのですが、この時点では、真田氏関連の御朱印帳上田城の眞田神社と松代の長國寺の2種類だけでした。山家神社にもありましたが、こちらは汎用(?)のものに六文銭の入った印が押された短冊が表紙に貼っている御朱印帳でした。「真田丸」効果で、今ではたくさんの御朱印帳が販売されています。あんまりいろいろ出されると買い集めるのが大変なので、善し悪しですね。

 それにしても、一地方の国人衆がちょっとグレードアップしたクラスの武将が日本各地の神社や寺に縁があるというのはそれだけ人気があったという証ですかね。