ぽちぶろぐ

真田氏、万年筆、灯台など興味あることを徒然に書いてみます。

『真田街道ガイド』という名のスタンプ帳 その①

 かなり以前から真田街道沿いのいろんな施設のガイドブックがあちこちで配布されています。無料です。

真田街道ガイド

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ちょっとくたびれてますが、いろいろ酷使されることになったので、こんな痛み具合に。何でそんなことになったかは以下を読んでみてくださいな。

 まあ、関連施設のスタンプ帳なんて割とどこの観光施設でもよくやってることですよね。そんなに珍しいとか真田オリジナルとかいうもんじゃあないです。ただ、これが、「んんっ??」っと思うのは、スタンプを押す場所の一覧地図。ようく見てください。

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真田街道というと、一般的には上州街道と信州街道の一部、それから松代道のことを指します。上州街道は上田から真田町を通って鳥居峠へ至る道を指します。また信州街道は鳥居峠から高崎へ至る道です。いつも逆なのでは?、と思うんですけど・・・?

だいたいの経路は、松代から上田を経由して真田町に至り、真田町から菅平を目指して山手方面へ登っていって鳥居峠に出ます。鳥居峠から嬬恋へ少し下り、中之条を経由して沼田に至ります。真田街道ガイドによるとさらに沼田から片品村まで含めていますが、片品村と真田氏の関係はよくわかりません。沼田を治めていたことからかしらん?

 まあ、そのくらいは誤差範囲と言えなくもないですが、地図を見ると、北は秋田、宮城、南は大阪、九度山まで載っているではありませんか!

真田街道っていうより幸村公(あえて『幸村』にしてます)ゆかりの地では?、と思うんですが・・・?

しかし、どう見ても範囲が広すぎます。いわゆる松代から上田を経由して片品村までの真田街道だけでも160km超あるんです。単に車で走破するだけでも4~5時間は掛かります。

しかも!

詳しいマップは掲載されていませんが、スタンプの置いてある道の駅などはこの街道から大きく外れているものもあり、道のりはなんと250kmはありそうです。いや、もっとかな?

何でこんなに力説しているか、と言うと、実は先日、やっとコンプリすることができたからなのです。ふふふ。(はあぁ・・・。)

この辺は上田と松代でどっちも大いに真田氏に関係している地であるし、スタンプのある施設自体も真田氏に関連したものばかりです。①上田市観光会館上田城入り口の道を挟んで向かいにあり、真田氏に関連したお土産物やグッズ、上田市と周辺の観光案内所です。②真田氏歴史館は真田氏館跡(皇大神社)のすぐ近くにある真田氏が使用したとされる武具や鎧(模造品)、文書などが展示されています。③池波正太郎真田太平記館はその名の通り、真田太平記を執筆された池波正太郎の資料館です。そして④松代観光案内所

www.nagano-tabi.netは、真田宝物館の隣にある観光案内所です。

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んが!

この辺から怪しくなってきます。

嬬恋村郷土資料館浅間山噴火による鎌原村の被害や嬬恋のキャベツ育成に関する展示などがあります。⑥大笹関所跡、⑦嬬恋村の愛妻の丘

www.aisaika.orgは、広々としたキャベツ畑の真ん中にあるでかい看板横に設置されたポストにスタンプが入っています。建物はないんです。

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⑧道の駅 八ッ場ふるさと館

yambamichinoeki.comは国道145号沿い、八ッ場バイパスの林交差点付近にあります。

⑨浅間崋山博物館

www.asamaen.tsumagoi.gunma.jp

鬼押出し園から少し登ったところで、鬼押ハイウェイ沿いです。このページの施設、特に⑤と⑨は真田街道から大きく外れなければなりません。しかし、もっとはずれているのがありました。(次に続く)